資産や身寄りのない人の葬祭費を、公費で負担するケースが増加し、昨年は5万2561件、支出総額は110億円に上る。
葬祭扶助は、遺族が葬祭費を支出できない場合や身寄りがない故人について、家主や病院長など第3者が葬祭を執り行うと申請すれば、行政が費用を負担する制度で、都市部では1件21万円と規定されている。東京都は最も多く9313件、約20億円に上る。
最近は独居老人が多くなり、親戚付き合いも無くなってきていることから、これからも更に増加していくように思われる。
身寄りのない人の葬祭費公費負担が5.2万件110億円
