大手回転すし「スシロー」の店舗で客の少年が卓上醤油の注ぎ口をなめる動画を配信し、拡散した問題で、スシローを運営する「あきんどスシロー」が岐阜県の少年に約6700万円の損害賠償請求した訴訟で、大阪地裁で調停が成立し、訴えが取り下げられた。
スシローは令和5年3月に提訴し、訴状で動画がSNSで拡散された結果、客が大幅に減少したとして「多くの客に著しい不快感を与えた」として、得られるはずであった売上や会社の信用低下に伴う損害金の支払を求めていた。
少年側は答弁書で、なめた行為を認めて反省の態度を示す一方、請求棄却を求めて争う構えを示していた。
岐阜地検は8月1日、唾液が付いた指で寿司を触ったなどとして、器物損壊の疑いでこの少年を家裁送致した。
もし、我が子がこんなことをしたら親がどんなに苦しい思いをするかと、他人ごとではない気持ちでいっぱいである。
スシロー迷惑動画を拡散した少年と調停成立
