株式譲渡で22億円の申告漏れ

AKB48などを運営する「AKS」(東京都千代田区)の窪田康志元社長が東京国税局の税務調査を受け、個人で保有していた乃木坂46の運営会社「ノース・リバー」の株式の譲渡益22億円の申告漏れを指摘され、過少申告加算税を含め約4億円の追徴がされた。住民税があと約1億円課税される。遊戯メーカー「京楽産業」から24億円の借り入れがあり、この借入金と株式を相殺する取引であった。実質的に窪田氏が株式を売却して、借入金を返済したとされ、取得価額の5%を控除した約22億円が株式の譲渡益として申告すべきとされた(朝日新聞)。窪田康志氏は、資産家である東京ウエルズの代表取締役会長の窪田芳郎氏の御曹司であり、親子で中央競馬会の大馬主として、高級馬を競り落とすことでも有名であり、博打好き親子である。株式会社AKSの設立資金の20億円を出資した窪田康志氏は、あまりの金遣いの荒さと女癖の悪さで、社長を解任されたようである(週刊報道サイト)。ニュースを総合してみると、金遣いが荒くて借金を重ね、その借金の返済で「AKS」の株式を譲渡したのであろう。まだ、株式譲渡だからこの税金で済んだのである。