シェアハウス投資向け融資で多数の不正があったスルガ銀行で、創業家の関連会社への融資が数百億円にのぼっていることの記事が新聞に載った。
金融庁はシェアハウス問題で立ち入り検査に入る中でこうした融資も把握していると思われる。融資の一部10億円規模の融資経緯や資金使途が不透明だとみて実態解明を進めているようだ。スルガ銀行が設立した第三者委員会は、9月7日に不正の実態に関する調査報告書を公表する。金融庁はその結果を受け、業務の一部停止など厳しい処分を行う。
高金利の不動産担保貸付で融資を拡大してきたスルガ銀行だが、不動産コンサルタントの口車に乗せられて、老後に夢見て投資した投資家はたまったものではない。
スルガ銀行創業家側に数百億円融資
