カーシェア投資で自己破産

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車を貸し出し運用に回せば利益が得られるとうたって消費者に高級車を買わせ、カーシェア事業を展開していた会社が倒産した。
経営破綻したのは「スカイカーシェア」のサービス名で事業を展開していたSERIAS(東京都豊島区)などのグループ。

東京地裁に令和2年12月に破産手続きの開始を申し立て、開始決定を受けた。実質負担ゼロをうたって消費者にローンを組ませ車両価格の10%契約報酬金として還元し、売り上げの5%を配当として支払うことを提示していた。

この手の投資詐欺ともいえる手口には十分注意しなくてはならない。不動産投資もそうであるが、元手もいらないうまい話は絶対にない。本当に儲かるなら、自社で融資を受けて購入するでしょう。
話に乗った消費者は信販ローンだけが残り自己破産の道を歩むことになる。